ちょっと変わったところにぶらり。
大川ゆめタウン付近から、南下したところにあります「長判の池」。
長判の池。 |
立て看板があるので、歴史的には重要なのだと推察されます。
以前訪れたときは、ここでどこかの親子が魚取りしてました。
引用。
長判の池
北古賀の北部に位置する田堀は“長判の池”と称し昔から水質の良いことで知られていた。
ここの水で沸かしたお茶の味は、格別に美味ということで近隣はいうに及ばず、現柳川市の蒲池一帯からも水汲に来ていたという。
評判が広がるにつれ、池の底に金の茶釜が沈んでいるという巷説まで生まれている。
しかし、寛延二年(一七四五)村々の庄屋が久留米藩に差し出した記録(寛延記)の中で、北古賀村庄屋、利助は、次のように記している。
「田堀二つとあり、その左右の田処を長盤といい、以前は清水であったが、脇堀続きとなり、さして、清水の様子相見え申さず由と」。
この記録によれば、すでに江戸中期に水質の悪化が見られる。
それで、水質保全のため、他の堀との連結を遮断し、一つの池として水質を保全してきたと推察される。
長盤が、いつから長判と転化したのか定かでないが、水質の悪い三潴郡南部で、長判の池は貴重な価値を占めていたといえる。
大川市教育委員会引用終わり。
北古賀村は久留米藩に属していました。
その時にはすでに悪化してたと書いてあります。
立て看板 |
もちろん、現在よりははるかにいいとは思いますが。
「格別に美味」一度飲んでみたいですね。
美味な池には、今はカメが住んでいます。
カメも優雅に気持ちよく泳いでいます。
場所は堤商事向かって左側にあります。
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